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ミネラル


うちの近くにあるパン屋は不思議な店です。おばさんが一人で店番をしているカウンター形式の小さな店なのですが、朝の6時頃開店して朝10時頃には閉まってしまいます。私のよく通る道沿いにある店なので、通り際に何気なく目に入ってくるし、ごくごくたまにそこでパンを買うこともあるのです。パンには、種類ごとに、名称と値段がマジックで手書きされた札が付いています。写真は「ミネラル」ですが、バタークリームのはさんであるコッペパンのどこらへんが「ミネラル」なのかが謎です。あと、「上かけ」というパンもあったと思います。たしかにチョコレートがパンの上にかかっているものなのですが、≪パンに何がかかっているか≫よりも≪パンのどの面にかかっているか≫を重要視する独創的な姿勢には、感動すら覚えました。この店では、玉子サンドやハムサンドやカツサンドには、区別なく「中ばさみ」かなんかの名前が与えられるのでしょうか。それと、「やさい」というパンもあったと思うのですが、コッペパンにキュウリのみがはさまっているのです。私の知る限り、ここ数年欠かさず店頭に並んでいる模様なので、なんらかの需要はあるんでしょうね。そんな店なので、ここ数年間目が離せずにいました。その所為でしょうか、先々月のある日、そのパン屋の前を通った際、「この度、閉店することになりました。42年間ご愛顧有難うございました」という旨のことが書かれた紙が閉まったシャッターに貼られているのを見たときには、一抹のさびしさをおぼえた私です。だいいち42年間も営業していたんだから、けっこう歴史のあるお店だったんですよね。それ以来、数週間、シャッターの閉まったその店の前を通る度、42年間の重みに敬意を払いたいという気持ちになりました。ところが、先々月下旬、その店は、何事もなかったかのように、営業を再開したのです。ほんとうに不思議なパン屋です。

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コメント

うちの方にも変なパン屋あります。
こちらは夜10時頃開店、深夜4時頃閉店です。
アンバターがメインで、ジャムバター他3点が商品ラインナップです。おなじコッペパンです。
おじさんがちょっとホモで、楽しいです。
駄菓子用のケースにパンが入っています。
缶をコレクションしているらしく、ファンタ、ミリンダ、練乳の缶が飾ってあります。異様空間です。
姉妹店だったりして(笑)。

パン屋さんの復活おめでとうと言って良いのか、解りませんね(笑)。

解散してその数年後に復活したロックバンドみたいなパン屋さんですね。
しかも復活までのスパンは1ヶ月未満…ある意味、ロックバンドよりロックしていますね!…つ、追加公演じゃないですよね。

デメリン先生宅近くのパン屋さんは、一般人にはパン屋に見えるけど、実はおばちゃんの「アトリエ」なのです。パンは、お客さんが求めれば譲るけど、基本的には「出展物」なのです。ですから、何が乗っかってたり、はさんであるかなどは、おばちゃんにとっては何の意味もなく、「ミネラル」や「上かけ」などの名称は、すべておばちゃんの「芸術的直感」に従ったものなのです。もちろん何の前触れもなく「アトリエ」を開けたり閉めたりするのも、芸術家t特有の気難しさの現れですが、これは「天からの啓示」によるものなので仕方ありません。今度、お客さんがいないときにそっと覗いてみましょう。運がよければ「宇宙と交信」するおばちゃんが見れるかも知れません。

うーん、シンプルでうまそう。
パン屋さん大好きです。
パンの香りにこれっぽっちも抵抗出来ません。
気がつくと買って食いながら歩いています。
こういう変わったパン屋さんは無くなったらいけません。だめです。
復活おめでとう!

≫もんてぃ様

姉妹店というか、まさか……フランチャイズ?

…だったらイヤだなぁ(笑)

≫まーくん様

1ヶ月の間何やってたんでしょうね?(笑)

≫おっちゃん様

そうか…芸術的直感だったのか。「ミネラル」せめてバタークリームじゃなくて生クリームにしてほしかったです(笑)

≫akio様

見た目はおいしそうかもしれないけど、バタークリームはちょっと苦手です…。

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